【大学受験】 学力とお金の問題
こんにちは、森田です。
昨日は試験の終わった勢いでネタとも何ともつかないブログを開設してしまいました。
何をネタにしようか全く考えていなかったのですが、2月という季節柄と僕自身の経験から、【大学受験】について少し考察してみたいと思います。
大学受験と聞くとみなさん何をイメージするでしょうか?
このブログを見ている人は、もしかしたら「大体の高校生が大学に進学する」と思っているかもしれません。しかし現在日本における大学進学率は50%前後に留まっています。
実際、僕も4年間ほど塾講師+家庭教師を務めてきましたが、学力・経済状況など、色んな背景を持った生徒さんがいます。学力的に大学進学レベルに達していなかったり、家庭の経済的に進学を断念せざるを得ない子が意外と多いということです。
学力は時間の掛け方と努力次第でどうにでもなる
学生の身ではありますが、数年間教育に携わった経験から考えたことがあります。学力的な問題に関しては勉強でどうにでもなります。但し「どうにでもなる」にも時間的な限界があるということを認識しなければなりません。
例えば高校3年生の秋から受験勉強を始めたとして、東大に合格出来るでしょうか?普通の人間には無理です。僕は落ちました。笑
「勉強はどうにでもなる」について、必要な勉強方法の論についてはまた今週中にでも記事にできればと思います。(今日あんまり頑張りすぎると疲れてしまうので。)
お金の問題も学力次第である可能性
次に家庭の経済的な問題に関してですが、これも学力次第ではどうにかなる可能性が高いです。
皆さんご存知かもしれませんが、大学には奨学金という制度があります。一般的に奨学金には以下のパターンがあります。
①給付型奨学金
②無利子貸与奨学金
③有利子貸与奨学金
読んで字の如く「給付型奨学金」には返済義務がありません。「無利子貸与奨学金」には利子が付きませんが、大学卒業後に返還する義務が発生します。月賦で支払われるものが多いですが、年一回で支払われるものも幾らか存在します。
経済的に大学通学する余裕が無い場合、奨学金の力を借りることになります。このとき「給付型奨学金」、あるいは「無利子貸与奨学金」を希望する場合、一定以上の学力があることを証明する必要があります。
学力の指標としては、大学1年生の場合「高校生時の成績」が、大学2年生以上の場合は「大学での成績」が考慮される場合が大半になります。
要は、お金は学力でカバーできる可能性があるということです。
肝心の学力を伸ばすためには?
学力の伸ばし方、これが一番難しいです。
時間を掛けて勉強すれば良いというものではありません、これだけは僕の経験(受験生時代+講師時代)から間違いありません。しかし出来る子はある程度の時間を掛けてしっかり勉強しています。
要するに「勉強しても出来ない子がいる」は真であり、「出来る子はみんな勉強している」もまた真であるということです。
次回以降の大学受験シリーズ記事で細かく方法論について書き連ねたいと思います。
今日はこんなところで。