脳に効く!チョコレートの効能とは?
「英単語を覚えようと机に向かうけど だんだん頭がぼうっとしてくる…」
「普段は1時間も集中できないから 試験も残り30分とかで頭が回らなくなる・・・」
といった経験、あなたにありませんか?
僕も単語帳に載っている単語を覚えようと、ノートにひたすら書いていくも、 次第にぼんやりしてきて、気付けば一つの英単語を調べるのに10分も費やしていた、というような経験があります。
「集中力が切れるほど英単語を覚えようと机に向かう」
「集中力が保てる時間を把握する」
その気持ちは素晴らしいと思います。しかし、継続的に勉強しているあなたの脳内では、糖分の消費が進みます。人間の脳にとって不可欠なこの糖分は、人体の中では「グリコーゲン」として主に肝臓に蓄えられており、勉強時にはこれが血中に放出され、脳にて消費されます。
このグリコ―ゲン、蓄えられる量に限界があります。(成人男性で700g)
例えば夜就寝して朝起床した際、肝臓のグリコーゲンはほぼ使い切られていると言われています。その位この貯蓄量は大したことがないんです。
失われた糖分を補うためには炭水化物の摂取が必要ですが、ここでは敢えて「チョコレート」をおススメしてみたいと思います。
チョコレートにはご存知の通り豊富な糖分が含まれていますが、チョコレートの効能はそれだけに留まりません。
チョコレートは「テオブロミン」という成分を含んでおり、この物質はマイルドに脳の大脳皮質を刺激し、集中力、記憶力、思考力を高める効果があります。また、「フェニルアルデヒド」といったチョコレート特有の香りに含まれる成分が中枢神経系を刺激し、集中度を高めます。
またチョコレートに含まれるビタミンEなどのビタミン類や カルシウム、マグネシウムといったミネラルは、脳の代謝を向上させるために不可欠の栄養素と言えます。
さらに言えばチョコレートの元となるカカオ豆由来のポリフェノールは、その抗酸化作用によって脳の血管の酸化を防ぎ、記憶の維持に効果を発揮します。
チョコレートによる脳の活性化に関しては、いくつかの研究期間が論文を発表しており、チョコレートに有用性があると証明されています。
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散々チョコレートの効能を述べましたが、女性の方は「脂肪分」が気になるかもしれませんね。でもチョコレートに含まれる脂肪って実はそんなに悪者という訳でもないんです。
チョコレートに含まれる脂肪分は、数種類の「脂肪酸」なる物質によって構成されています。そのうち最も多くを占めるものは「ステアリン酸」と呼ばれるものです。
ステアリン酸は体に吸収されにくい飽和脂肪酸で、変質しにくいことが特徴です。 ちょっとやそっとの時間ではチョコレートが腐らないのはこのためです。
(※一方、てんぷらなどの揚げ物に使われるような「一般的な油」は不飽和脂肪酸が多く含まれており、 空気に触れてしまえば次第に酸化し、ツンとした油の臭いを発生します。)
身体に吸収されにくく、変質もしにくいチョコレートの脂肪は、ある意味「ヘルシーで優しい脂肪」と言えるのです。
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チョコレートを机に向かう前に一口食べる。
是非実践してみることをお勧めします。
lifehack-medical.hatenablog.com
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【大学受験】 医大生が語る。勉強前に確認したい3つのTips
こんばんは、森田です。先日自己紹介の記事を書きました。
言い忘れましたが、これでも塾の講師を4年間、家庭教師も3年間ほど続けています。これまで小学生から高校生・浪人生まで、約30人ほどの生徒を教えてきました。
十人十色とはよく言ったもので、本当に色々なタイプの子がいます。勉強しても成績の伸びが芳しくない子、勉強しているようで勉強できていない子、そもそも机に向かってくれない子などなど…
塾では主に集団授業を担当していますが、勉強に関しては割と自立した子が多い印象を受けます。家庭教師の場合は椅子に座って机に向かうことから教えねばならない子が多い様子です。
「どう勉強すれば成績が伸びるか?」これは教育界隈にとっては究極の課題でしょう。勉強ができない理由は生徒それぞれで、全員に通用する方法論を確立することは大変難しい(というよりほぼ不可能に近い)からです。
これまでの私の受験経験・指導経験から得られた知見を踏まえた上で、まず手始めに「ある程度自立して勉強が出来る子」向けに、勉強の方法に関するTipsを紹介したいと思います。
①勉強を始める前に「逆算」する
まず勉強を始める前にやってもらいたいのは、最終的な到達目標をハッキリさせ、必要なことをリストアップする事です。これが最も大事であると言っても過言ではありません。
例えば難関国公立大学(理系)に合格することが目標であるとしましょう。センター試験5教科7科目の受験が要るとして、最低でも7冊の教材をこなすことが必要になる訳です。(実際にはさらに多くの問題集を解くべきですが。)
受験勉強を高3年生の4月から始めるとすれば、センター試験受験日まで残り約9か月、1か月当たり1冊程度の参考書を解き切る必要がある訳です。
この「参考書を解き切る」のに意外と時間が取られます。また言うまでもないですが、参考書を解くだけでは不十分で、実際にはこれに見直しを加える時間が必要になります。
「受験勉強にどれだけ時間を割く必要があるのか」を始めに認識することが勉強に向けての第一ステップとなります。受験生の中にはこの自覚の無い子が多く、何となくのんびりと教材を解いている場合が見られます。
②自分が勉強する上で最適な環境を選ぶ
甘えが出てしまっているがために、意外とこれが出来ていない子が多いというのが現状です。
僕の場合は自室の机で勉強するのが一番効率的だったように思います。マンガ類は全て押し入れに詰め込み、PCのディスプレイの電源ケーブルも切断しておきました。(今思えばちょん切る必要はあまり無かったかもしれません笑。ただ勉強に向けて腹をくくるという意味はありました。)
リラックスできる自室で勉強出来ればそれがベストですが、それが難しいと自分で自覚している場合は、図書館や学校・予備校の自習室を積極的に活用すべきです。
勉強の効率は自分の意識、勉強場所次第でいくらでも増減します。受験日までの限られた日数をいかにして有効活用するかを考える必要があります。
③学習進度は「勉強時間」ではなく「問題量」で測る
勘違いしている子が意外と多いのがこの点です。「勉強量」はかなり曖昧な表現で誤解を招きやすいので、「問題量」という言葉を用いました。
学校や塾で勉強計画を立てる際、勉強時間を基準に考えることがありますが、これは大きな間違いです。重要なのは「何をどれだけの量こなしたか」であって、「何時間勉強したか」ではありません。
過ぎ去った勉強時間だけを確認して満足してしまう子が大変多く見受けられます。この意識を早めの段階で改める事が、受験ライフにおいて最も重要でしょう。
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勉強を始める前に心掛けるべきポイント3点を述べました。何にせよまず「甘えを取り除く」「覚悟を決める」ことが最優先でしょう。
人生において「勉強だけしていればよい期間」は意外と短いものです。好きなだけ、自由に勉強に取り組める今の学生時代を大事にするべきでしょう。
【自己紹介】先にさせてください。
こんばんは。そう言えば全く自己紹介が出来てなかったので、この際に生い立ちから手短に自己紹介させてもらえればと思います。
【幼少期】
公園に遊びに行っては見知らぬガキんちょのおもちゃを奪い取り、勝手に遊んでいるような相当迷惑なクソガキだったようです。
【小学校】
案の定かなりいじめられる。小学校生活の半分以上はほぼ孤立状態で過ごす。昼休みは一緒に遊んでくれる人がいないので、校庭のトラックを独りで走り回る毎日。おかげさまで脚はけっこう速くなりました。ありがたいことです。
【中学】
学級委員になる。中学数学(連立方程式)につまづき、挫折を知る。他にやることもないので地元の個人塾で勉強を教えてもらう。なんとか彼女ができる。
【高校】
受験して公立の高校に受かる。彼女と別れて挫折を知る。部活に明け暮れ、勉強しない。お酒は飲まなかった。タバコも周りに吸う人がいないので吸う機会も無し。気付いたら浪人。
【浪人】
2浪する。お酒は飲んでたかもしれない。
【大学】
花の大学生活。サークルに入り部活に入り、リア充っぽい生活を楽しむ。医学部はどうやらモテるらしいが、僕にはまだその流れが来てないようです。
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どうして医師になろうと思ったのかとか、そういう思想的なお話はまた後日させてください。ちなみにうちの家系はまったく医療系と関係がなく、普通の一般的なサラリーマンの家庭です。奨学金を借りながらなんとかやっています。
【大学受験】 学力とお金の問題
こんにちは、森田です。
昨日は試験の終わった勢いでネタとも何ともつかないブログを開設してしまいました。
何をネタにしようか全く考えていなかったのですが、2月という季節柄と僕自身の経験から、【大学受験】について少し考察してみたいと思います。
大学受験と聞くとみなさん何をイメージするでしょうか?
このブログを見ている人は、もしかしたら「大体の高校生が大学に進学する」と思っているかもしれません。しかし現在日本における大学進学率は50%前後に留まっています。
実際、僕も4年間ほど塾講師+家庭教師を務めてきましたが、学力・経済状況など、色んな背景を持った生徒さんがいます。学力的に大学進学レベルに達していなかったり、家庭の経済的に進学を断念せざるを得ない子が意外と多いということです。
学力は時間の掛け方と努力次第でどうにでもなる
学生の身ではありますが、数年間教育に携わった経験から考えたことがあります。学力的な問題に関しては勉強でどうにでもなります。但し「どうにでもなる」にも時間的な限界があるということを認識しなければなりません。
例えば高校3年生の秋から受験勉強を始めたとして、東大に合格出来るでしょうか?普通の人間には無理です。僕は落ちました。笑
「勉強はどうにでもなる」について、必要な勉強方法の論についてはまた今週中にでも記事にできればと思います。(今日あんまり頑張りすぎると疲れてしまうので。)
お金の問題も学力次第である可能性
次に家庭の経済的な問題に関してですが、これも学力次第ではどうにかなる可能性が高いです。
皆さんご存知かもしれませんが、大学には奨学金という制度があります。一般的に奨学金には以下のパターンがあります。
①給付型奨学金
②無利子貸与奨学金
③有利子貸与奨学金
読んで字の如く「給付型奨学金」には返済義務がありません。「無利子貸与奨学金」には利子が付きませんが、大学卒業後に返還する義務が発生します。月賦で支払われるものが多いですが、年一回で支払われるものも幾らか存在します。
経済的に大学通学する余裕が無い場合、奨学金の力を借りることになります。このとき「給付型奨学金」、あるいは「無利子貸与奨学金」を希望する場合、一定以上の学力があることを証明する必要があります。
学力の指標としては、大学1年生の場合「高校生時の成績」が、大学2年生以上の場合は「大学での成績」が考慮される場合が大半になります。
要は、お金は学力でカバーできる可能性があるということです。
肝心の学力を伸ばすためには?
学力の伸ばし方、これが一番難しいです。
時間を掛けて勉強すれば良いというものではありません、これだけは僕の経験(受験生時代+講師時代)から間違いありません。しかし出来る子はある程度の時間を掛けてしっかり勉強しています。
要するに「勉強しても出来ない子がいる」は真であり、「出来る子はみんな勉強している」もまた真であるということです。
次回以降の大学受験シリーズ記事で細かく方法論について書き連ねたいと思います。
今日はこんなところで。